団塊の世代と老後年金生活
ファイト団塊の世代
団塊の世代のための退職から資産運用まで

年金の種類
夫妻が貰える年金は (1)公的年金 (2)企業年金 (3)個人年金 の3種類で 具体的には以下です。
公的年金
夫: 国民年金(65歳から老齢基礎年金)、厚生年金(60歳から特別支給の厚生年金  65歳 から老齢厚生年金) 妻: 加給年金(妻が65歳になるまで夫の年金に加算)、老齢基礎年金(65歳から)、遺族厚生年金(夫の死亡後に夫に代わり受給)
企業年金
会社が独自に上乗せする企業年金:基本年金(厚生年金の一部を代行する T社基金から受給。 60歳から)、加算年金(退職金の半分を希望者に年金化、60歳から)
個人年金
T社の制度で任意加入。在職中の社内預金を一部年金化。生命保険会社の年金共済で運用。

厚生省の「国民生活基礎調査(1994年)」によると 生活費の全てを公的年金に依存している 年金依存度100%の人が 全体の約半分おり 年金依存度60%以上が7割だそうです。 老後生活 のかなりの部分を 年金が支えていることになります。 しかし問題は ゆとりある老後の日常生活 を過すには 上記Q夫妻の年金依存度50%が示すように 公的年金だけでは足りず 自助努力により  ほぼ公的年金と同額を必要とすることです。 ゆとりある老後の日常生活を過せるかどうかの目処は 公的年金と同額を自助努力で確保できるかです。
日常生活費には日常生活費以外の その他の支出 が入っていません。  Q夫妻が ゆとりある老後の総生活費として その他の支出3000万円を加えると 老後に必要 なのは約1憶8千万円 公的年金として得られる7500万以外に 自助努力分として1憶5百万円 必要という計算になります。  これはQ夫妻のケースで このページを読まれた方は 勿論  これとは 異なる個別の計算となりますが 個別計算をされなくとも大凡のイメージを掴めたのではないで しょうか。
ちなみに 老夫婦共に死んだ後に残すお金(不動産を除く)は平均して約3千万円だそうです。 Q夫妻が平均的な老後を過ごすなら その他の支出3000万円は結果的に不用だったということになります。


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