団塊の世代と老後年金生活
ファイト団塊の世代
団塊の世代のための退職から資産運用まで

年金についてよく知ろう
2007年、私が定年退職をする年であるのに、これほど年金というものが世間の注目を浴びた年はない。行方不明の年金記録が5000万件もあったという、いわゆる「年金問題」が表面化したからだ。
若いうちは「年金」と言われてもぴんとこない。40歳を越えるとなんとなく意識し出すもの。このときちゃんと将来が見えている人間は民間の保険会社で上乗せの個人年金に加入したりもする。余談であるが、私も昼休みに熱心に通ってきた生保の方とお付き合いで個人年金に加入していた。私が加入していたのは「つなぎ年金」といって、60歳から64歳の5年間に年金が支払われる仕組みだ。もらう立場になってみると、非常に有難い年金保険である。
たいていの人間は58歳になると「年金加入記録のお知らせ」が届けられるので、これを見て年金を強く意識する。今年はマスコミで年金問題が大きく取り上げられたので、58歳にならなくても、いやがおうでも年金というものを意識せざるをえなかった。
60歳定年前、少なくとも半年くらい前には、夫婦二人で社会保険事務所の年金相談の窓口を訪れてみるといい。将来受け取れる年金額がわかり、より年金生活がイメージできるからだ。
厚生年金は60歳から満額もらえると思ったら大間違いである。実際には2007年と2008年に60歳の誕生日を迎える人間は64歳から満額受け取れるが、それ以降の人は65歳からである。60歳からもらえるのは「報酬比例部分」とよばれる部分だけである。


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